がラク! らくらく授乳のきほん  監修・北野寿美代
添い寝

添い寝はお母さんが休めて姿勢も崩れにくいので、ゆっくりと、長い時間飲むことができます。

横になっていると、上半身の血行がよくなり、母乳の分泌もよくなります。上半身に緊張感があり、肩も凝って頭も痛い、というような状態では、母乳はあまり出ません。リラックスすることで、ホルモンの出方もよくなります。

添い寝は、夜間にすることが多いと思いますが、この時間は、1日の中でもプロラクチンという母乳を作るホルモンが出やすい時間帯です。

もちろん、お昼寝にも最高です。授乳に続いてお母さんも赤ちゃんと一緒に寝てしまえば、ホルモンによる鎮静効果で、いつでも深い休息がとれるでしょう。

 

ここがポイント!
 

●倒れているけれど、基本は横抱きと同じです。赤ちゃんの身体がねじれないこと。赤ちゃんの口と乳首が真正面から正対すること。

●お母さんと赤ちゃんの身体の間に、隙間がない方が楽です。赤ちゃんのお尻を持って、自分の身体の方にキュッと引き寄せて下さい。

●お母さんが横向きになるので、上げている方の足が疲れることがあります。その時は、足の間に薄目のクッションをはさむと楽です。

●片方を飲んだだけで眠ってしまうこともあると思いますが、それでも大丈夫。次の時に、もう片方を飲ませましょう。

●赤ちゃんの足が動くとお腹に当たるので、帝王切開後の方は、たたんだタオルを傷のあたりにあてると安心。

 

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