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新聞記事から妊娠、出産、育児関連の記事を拾い、要旨を簡潔にご紹介します。

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2009年
2008年
  27号('08.8.16〜'08.11.15)
  26号('08.5.16〜'08.8.15)
  25号('08.2.16〜'08.5.15)
  24号('07.11.16〜'08.2.15)
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『紙REBORN』27号掲載分('07.8.16〜'08.11.15 の新聞から)

●8/20朝日
福島県立大野病院で帝王切開手術を受けた女性が死亡した事件で、産科医に無罪判決。

●8/21日経
61歳の女性が娘の子を代理出産したことが明らかに。国内では最高齢。

●8/22日経
妊婦検診14回を無料にすることを厚労省が検討。09年度予算に盛り込む方針。

●6/5朝日
07年の出生率は1.34で2年連続上昇。

●8/30読売
民間不妊クリニックで作る日本生殖補助医療標準化機関が、卵子バンクの設立を決定。国内初。卵子提供は無償。

●9/11読売
09年より、出産一時金が現在の35万円から38万円に引き上げられる見通し。

●9/30産経
ほぼ半数の医師が、産科勤務の環境が「1年前より悪化している」と感じている(日本産婦人科学会調査)。

●10/16毎日
山形大医学部は、産科や小児科を選んだ学生の授業料3年分を免除する制度を始める。県内で研修を受けることが条件。

●10/18朝日
07年度の人口妊娠中絶は25万6千件で過去最少(厚労省報告)。

●10/22朝日
出産間近で脳内出血の症状が見られた都内の妊婦が、7病院から受け入れを断られ出産後に死亡。

●10/24朝日
06年度にお産に関連して脳血管障害を起こした妊産婦は184人。このうち10名が死亡(厚労省研究班調査)

●11/1産経
産科医が院内にいる時間は月平均341時間、当直は5.8回。最長の人は505時間、当直15回(日本産婦人科学会調査)。

●11/3読売
政府は、出産一時金を健康保険組合などが直接医療機関に支払う制度を導入する方針。未収金対策としての狙いも。

●11/3読売
07年度の出産費未収金の総額は12億円。大学・公立病院で多発(日本産婦人科医会調査)。

●11/5毎日
来年度の大学医学部定員は、今年度より700人増の8,486人に(文科省発表)。

●11/11読売
妊婦搬送先の検索システムの開発に向け、経産省と厚労省が連携することで合意。

『紙REBORN』26号掲載分('07.5.16〜'08.8.15 の新聞から)

●5/20日経
強いストレスにさらされた妊婦の子どもは、アレルギー症状を起こしやすい(米ハーバード大研究チーム)

●5/21朝日
熊本市慈恵医大の赤ちゃんポスト運用開始から1年。託されたのは17人。

●5/26朝日
独でネットオークションに1ユーロ(約160円)で出品されていた7ヵ月の赤ちゃんが保護された。「冗談だった」と両親。

●6/5朝日
07年の出生率は1.34で2年連続上昇。

●6/10読売
妊婦検診への市町村の助成回数の平均は5.5回。最高は福島県の10.8回、最低は和歌山県の2.6回。里帰り先での検診に助成しない自治体が4割。助産所の検診を対象としない自治体が8割(厚労省調査)。

●6/12朝日
専業主婦の夫も育休をとれるよう育児・介護休業法が改正へ(厚労省方針)。

●6/19読売
厚労省は医師数を抑制から増員に転換することを公表。助産師も増員し、役割分担を明確にして医師の負担軽減を図る。

●6/21毎日
米マサチューセッツ州の漁師町で、同じ高校に通う女子生徒17人が一緒に妊娠・出産する「協定」を結び実際に妊娠。「子どもが生まれれば、自分を無条件に愛してくれる相手ができる」

●7/10読売
母乳中のラクトNビオースに腸内のビフィズス菌を増やす効果があることが明らかに(京大研究チーム他調査)。

●7/25読売
同志社大は乳幼児の発達について研究する国内初の「赤ちゃん学研究センター」を京都府のキャンパス内に開設。10月から。

●7/26朝日
女性医師の半数以上が、出産・育児などを理由に常勤を辞めた経験あり。常勤医への復帰は3割のみ(東京医大教授調査)。

●7/30日経
政府は社会保障分野の緊急課題をまとめた「5つの安心プラン」を公表。医師不足対策として産科・緊急医師らを集中支援する方針。

●8/13産経
インドで代理出産した日本人夫婦が子の出生を待たずに離婚。子の国籍が決まらず、インド国内の病院で過ごしている。

『紙REBORN』25号掲載分('07.2.16〜'08.5.15 の新聞から)

●2/21日経
07の出生数は前年に比べて1341人減。2年ぶりのマイナスに(厚労省統計)。

●3/2朝日
日本生殖補助医療標準化機関が、友人や姉妹から提供された卵子を体外受精させ妻の子宮に戻す治療の実施すると発表。

●3/8読売
日本学術会議は、代理出産の原則禁止を求める最終報告書をまとめた。処罰を設け実効性を確保する方針。

●3/12朝日
06年に虐待で死亡した子どもは126人。前年より40人の大幅増。そのうち55%は3歳以下(厚労省まとめ)

●3/14読売
嘱託医療機関が確保できてない助産所は全体の1割。廃業の可能性も。

●3/25毎日
全国の産科医療機関のうち77ヵ所が今年1月以降、お産の休止・制限を決定(厚労省調査)。

●4/1読売
骨の形成に欠かせないビタミンDの不足が赤ちゃんにかなりの確立で起きている。「適度な日光浴を」(京都大講師調査)

●4/12毎日
夫の帰宅時間が早いと夫婦が最終的にほしい子どもの数が増える。午後7時を境に、ほしい子どもの数の差が最も大きい(明治安田生命福祉研究所調査)。

●4/12日経
日産婦は、不妊治療の際に子宮に戻す受精卵の数を1個とすると決定。35歳以上、体外受精を2回以上続けても妊娠できなかった女性には2個戻すことを認めた。

●4/18朝日
月経血に体の様々な組織に変化する可能性がある幹細胞が豊富に含まれ、条件を整えると高い確率で心筋細胞に変化することが判明(慶大他チーム実験)。

●4/19読売
母子手帳にあった離乳前の果汁を推奨する記述が、厚労省の通知により今年度版から削除された。自治体への徹底は不十分。

●4/28朝日
高カロリーの食習慣がある女性は男児を産む傾向が高い(英オクスフォード大研究)。

●5/1朝日
姉妹間の凍結卵巣組織移植で、米国人女性の卵巣機能が回復。世界初。

『紙REBORN』24号掲載分( '07.11.16〜'08.2.15 の新聞から)

●11/22朝日
生まれて6ヵ月の赤ちゃんにも、他人を助ける人の方を好む傾向がある(米エール大学実験)。

●12/21読売
07年生まれの赤ちゃんで最多の名前は、男の子で大翔(ひろと)くん、女の子で葵(あおい)ちゃん(明治安田生命保険調査)

●1/1日経
07年の赤ちゃんは109万人で、戦後2番目に少なくなる見通し(厚労省調査)。

●1/9朝日
子どものいない25〜45歳の女性の6割が子どもを持ちたいと思い、産みたい年齢の平均は34歳(ベネッセ調査)。

●1/16朝日
マタニティーマークの普及に地域差。最高は埼玉の埼玉の68%、最低は沖縄の2%

●1/22日経
1日に2杯以上コーヒーを飲む妊婦は、飲まない人と比べ流産の危険が2倍。カフェインが原因(米国のカイザー・パーマネント研究チーム調査)

●1/2産経
深刻な産婦人科医不足問題を受け、厚労省が全国の産婦人科の実態調査に着手。

●1/23朝日
06年の世界の乳幼児死亡は初めて1千万人を切り、970万人。46年間で半減(世界子供白書)。

●1/25毎日
出産時の事故で脳性まひになった子の補償額が約2,500万円に決定。さらに無過失補償制度の対象を、妊産婦の死亡にも拡大することを検討すると厚労相が表明。

●2/8読売
人気歌手がラジオで「35歳を過ぎると羊水が腐る」と発言し、その後謝罪した件について、上川少子化相が「女性の体や妊娠と出産について理解がまだまだ十分でない。理解が深まるようにすることも少子化の施策として大切だ」と語った。

●2/12毎日
超党派の国会議員による「医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟」が設立総会を開いた。参加議員は111人。

●2/13読売
不採算で閉鎖や縮小の危機にある産科医療機関に人件費を助成する対策がスタート。来年度より。