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新聞記事から妊娠、出産、育児関連の記事を拾い、要旨を簡潔にご紹介します。

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2004年
  11号(’04.10.16〜12.15)
  10号(’04.8.16〜10.15)
   9号(’04.6.16〜8.15)
   8号(’04.4.16〜6.15)
   7号(’04.2.16〜4.15)
   6号(’03.12.16〜’04.2.15)
2003年
 
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2004年
『紙REBORN』11号掲載分(’04.10.16〜12.15の新聞から)

●10.26毎日
厚労省は、国内未承認の飲む妊娠中絶薬「ミフェプリストン」の個人輸入を認めない方針を決定。

●11.04読売
哺乳類の新生児は、自己の細胞の一部を食べることで出生直後の飢餓をしのいでいることが、東京都臨床医学総合研究所の研究でわかった。

●11.10読売
子宮がんの放射線治療を受ける女性の卵巣を本人の上腕に移植し機能を温存することに、オランダ・ライデン大などのチームが成功。

●11.19毎日
医師と助産師以外の助産行為による医療事故が88〜03年に15件以上あったことが市民団体の調べでわかった。厚労省は医師と助産師以外の行為は違法と通知しているが、日本産婦人科医会は通知撤回を要望。

●11.28産経
自然体験の調査で「生まれてから一度も日の出、日の入りを見たことがない」「生まれたばかりの赤ちゃんを見たことがない」小・中学生が過半数を占めることがわかった。(川村学園女子大調査)

●12.01朝日
育児休業を現行の最長1年から1年半に延長する改正育児・介護休業法が成立、4月に施行。

●12.02読売
高校生の約10人に1人が性感染症クラミジアに感染しており、大半は無症状で感染に気づいていないことも判明。(旭川医科大調査)

●12.03読売
政府は少子化問題の初の白書「少子化社会白書」を決定。

●12.04読売
結婚・出産をためらう女性研究者が民間企業で急減したのに大学では変化せず、半数が子どもを持たない実態が研究者団体の調査で明らかに。

●12.14読売
東京都の2003年の合計特殊出生率は過去最低の0.997に。30代の出生数が約6割を占め、全国平均より出産年齢が高い傾向。

『紙REBORN』10号掲載分(’04.8.16〜10.15の新聞から)
●8.17読売
働く既婚女性の割合が高い地域ほど、一人の女性が生涯に産む子ども数も多い傾向が明らかに。(政府・男女共同参画会議調査)

●8.25朝日
シンガポール政府は少子化施策として、祖父母が育児に参加した場合の減税措置や、育児資金の支給に年間約325〜520億円を振り向けると発表。

●9.4読売
半陰陽の男性が、自分の精子と妻の卵子で顕微授精を行い、女児が生まれたことが日本不妊学会で報告された。

●9.13毎日ほか
第61回ベネチア国際映画祭で、英国で堕胎が禁止されていた1950年代、中絶の手伝いをしていた女性を描いた『ヴェラ・ドレイク』がグランプリと主演女優賞の2冠を受賞。

●9.14共同通信
2004年長寿番付によると、100歳以上の高齢者は2万3,038人で、過去最多を更新。(厚労省)

●9.17朝日ほか
魚を多く食べる人は、あまり食べない人より乳がんにかかるリスクが4割以上低い。魚の脂肪成分DHA・EPAの働きと思われる。(文科省研究班)

●9.23朝日ほか
東京都が性交渉をしても許される年齢の「目安」を条例に盛り込むことを検討。年内に意見の提出を受けて最終的に判断する。

●9.24毎日ほか
がん治療前に、凍結保存した自分の卵巣を使って妊娠していたベルギー人女性が女児を無事出産。

●9.25読売ほか
日本人男性の精子濃度には季節変動があり、遺伝情報を担うDNAの特徴から2月以降に濃くなるタイプと7月ごろから濃くなるタイプに大別されることがわかった。(徳島大学・中堀豊教授らの研究)

●10.14読売
日本産婦人科医会(坂元正一会長)は、診療所をかかりつけにしている妊婦もお産時に病院の設備を利用する「産科オープンシステム」を、全国で推進する方針を決定。

『紙REBORN』9号掲載分(’04.6.16〜8.15の新聞から)
●6/18読売
死亡胎児の幹細胞の臨床研究利用、条件付きで容認(厚労省委)。

●6/30読売
世界初、がんの治療前に卵巣組織を凍結保存した女性が、移植手術を受けた後に妊娠(ベルギーのルーバン・カトリック大学病院)。

●6/30毎日
7/1以降に出産した人に支給される手当て欲しさに帝王切開の延期希望者増(オーストラリア)。

●7/2毎日
育児のイライラ、20年前の3倍(原田正文・大阪人間科学大学教授が比較調査)。

●7/5毎日
愛媛、九州の女性7人の母乳から使用禁止農薬「トキサフェン」を検出(愛媛大沿岸環境科学研究センターの田辺信介教授の研究室と住化分析センターの共同調査)。

●7/11読売
大谷産婦人科(神戸市)の大谷徹郎院長らが、今秋にも着床前診断を独自スタートすると発表。「着床前診断を推進する会」も発足予定。

●7/17朝日新聞
日本人の平均寿命更新。女85.33歳、男78.36歳。

●7/19朝日
TV視聴と言葉の遅れ、因果関係は「不明」と小児神経学会が提言を発表。

●7/21読売ほか
仕事との両立の負担感は緩和したが、子育てそのものの負担感は緩和されていない。新エンゼルプラン政策評価の結果(総務省)。

●7/24読売
伊勢佐木クリニック(横浜市)院長が中絶胎児を廃棄認める。

●7/24読売
慶大からの着床前診断実施申請を日本産科婦人科学会が承認。学会承認を得た着床前診断の実施は国内初。

●7/25読売ほか
根津八紘医師が「扶助生殖医療を推進する会」を近く設立。

●8/6読売
堺市内の産婦人科医院で、助産行為が禁止されている看護師や准看護師が、妊婦の産道の状況を調べる内診などを行っていたことが判明。

●8/14毎日
東京都内の産婦人科医院が、人工妊娠中絶した胎児を冷凍保管。

●8/15読売
体脂肪率10%以下の女子スポーツ選手、全員が月経異常(筑波大・目崎登教授調査)。


『紙REBORN』8号掲載分(’04.4.16〜6.15の新聞から)
●4.21読売
B型肝炎の母子感染の原因は、薬剤投与やワクチン接種を忘れ、不適切な処置などが約3割(厚労省研究班調査)。

●4.22読売ほか
オスの精子を使わずに、メスの卵子だけからマウスを誕生させる「単為発生」に世界で初めて成功(東京農業大・河野友宏教授ら)。

●5.6読売ほか
血液の病気を持つ小児患者の治療のため、患者に移植可能な白血球型(HLA)の遺伝子を持つ胚(受精卵)を着床前診断で選別し、骨髄提供者として出産することに成功(米イリノイ州シカゴ「生殖遺伝学研究所」)。

●5.11読売ほか
ビールなどの酒類製品に、妊婦などが酒を飲むと、胎児や乳児の健康に悪影響を与える恐れがあるとの表示を6月製造分よりスタート(ビール酒造組合)。

●5.26毎日ほか
21年間凍結保存された精子で体外受精。妊娠・出産に成功(イギリス)。

●5.31読売ほか
母親にワクチン接種歴あっても「先天性風疹症候群」が発生(厚労省)。

●6.1毎日
全国の病院の約3割で産婦人科医師が定員割れ(日本産科婦人科学会)。

●6.2毎日
体外受精を実施件数で全国約1/3を占める14施設の医師が「日本生殖補助医療標準化機関」を作り、自主基準を発表。

●6.3朝日
台湾で喫煙歴15年、妊娠中にも1日1〜2箱のペースで喫煙していた母から生まれた新生児に、依存症の「離脱症候群」の症状が。

●6.4読売ほか
不妊治療の研究、小児医療体制の充実などを盛り込んだ少子対策大綱案まとまる。

●6.10朝日ほか――人名用漢字に「苺」「遥」など578字を増やす見直し案を公表。年内にも使用可能に(法務省)。

●6.11毎日ほか
合計特殊出生率が過去最低の1.29に低下。出生数も対前年比3万人減の112万4,000人に。死亡数は100万人を突破。(厚労省03年「人口動態統計」)

●6.11朝日
白血病治療など非血縁者間の臍帯血移植が、03年度に前年度の2.4倍と急増。(日本さい帯血バンクネットワークなどのまとめ)。

●6.12毎日
向井・高田夫妻の出生届け、受理されず。

『紙REBORN』7号掲載分(’04.2.16〜4.15の新聞から)
●2.24読売
米国疾病対策センター(CDC)は同国の2002年の乳幼児死亡率が、1000人当たり7人と、1958年以降初めて上昇したと発表。

●3.9朝日
法務省は、非嫡出子(婚外子)の戸籍の続柄欄の記載方法を、嫡出子と同じ表記に改める方針を固めた。

●3.13読売ほか
昨年10月1日現在の日本の推計人口は1億2761万9千人。出生児数は戦後最低の113万9千人で前年比3万7千人減。(総務省)

●3.17毎日ほか
がん治療を受けた女性の皮膚下に凍結保存しておいた本人の卵巣の組織を移植し、そこから卵子を取り出して妊娠直前の胚に成熟させることに、米・コーネル大のチームが世界で初めて成功。

●3.18読売
仕事を持つ女性の6割が第1子の出産を機に離職し、その後も無職でいることが厚生労働省の「出生前後の就業変化に関する統計」で明らかに。

●3.30毎日
医薬・理工系など大卒技術系で、女性の初任給が20万3600円と男性の20万3400円を上回った。女性の初任給が男性を上回ったのは初めて。(厚生労働省「03年版働く女性の実情」)

●4.9読売
中学生までの子どもを持つ母親の5人に1人は子どもが骨にけがをした経験のあることが、ミツカングループのインターネット調査でわかった。

●4.10読売ほか
風疹が宮城、群馬、埼玉、大分、鹿児島の5県で流行し、拡大の気配を見せている。感染が懸念されるのは、1979年4月2日〜87年10月1日生まれの人。

●4.14毎日
重度の不妊症の女性同士が悩みをグループで話し合う心理療法で妊娠率が上がったことが東海大の研究で分かった。

『紙REBORN』6号掲載分(’03.12.16〜2.15の新聞から)
●12.23朝日
2003年に生まれた赤ちゃんの名前で一番多かったのは、男の子が「大輝」くん、女の子は「陽菜」ちゃん(明治生命調査)。

●1.13読売
受精卵を子宮でなく、卵管内に移植する「卵管内移植」だと、妊娠率が約3倍に(北九州・セントマザー産婦人科医院田中院長の研究報告)。

●1.14読売ほか
最も望まれている少子化対策は、「働く者の多用な需要に対応した保育サービスの充実」。(内閣府調査)

●1.15読売
不妊治療の影響か?4組の二卵性双子が一つの胎盤を共有し誕生。うち3組に染色体異常あり。この妊娠形態での二卵性双生児の出産報告は国内初。

●1.15読売
過去にデュシェンヌ型ジストロフィーの子どもを出産した夫婦の着床前診断の実施を慶応大学医学部が申請。

●1.15読売
不妊治療の影響か?4組の二卵性双子が一つの胎盤を共有し誕生。うち3組に染色体異常あり。この妊娠形態での二卵性双生児の出産報告は国内初。

●1.16読売
赤ちゃんの泣き声分析器「ホワイクライ」発売。日本での希望小価格は16,800円(税込)。

●1.28読売
夫婦の会話が少ない家庭ほど、子どもへの体罰が頻発(山梨学院学付属幼稚園k所育て支援センター調査)。

●2.1毎日
10代女性の人工妊娠中絶件数が昨年度、7年ぶりに減少(厚生労働省)。

●2.4朝日ほか
神戸市灘区の大谷産婦人科(大谷徹郎院長)が着床前診断を2000から3例行っていたことが判明。

●2.6毎日ほか
2歳までは、テレビ・ビデオの視聴を控えめに。日本小児科医会が子どもとメディアの問題に対する提言」を発表。

●2.16読売
東京都多摩市で、妊娠中から産後3ヵ月までの妊産婦のいる市内全家庭を対象に、家事や育児を援助する「子育てふれあいサポーター」を派遣する事業を2004年7月より開始。