REBORN ARCHIVES

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この企画は、「お産文化研究会」の援助をいただき、REBORNが長期的に取り組んでいるものです。

 

九州・沖縄 きくちさかえ REBORN19号(1998年4月)より
工藤チヨさん  三好菜穂子 REBORN25号(1999年10月)より
栗原トシ子さん  三好菜穂子 REBORN19号(1998年4月)より
田畑ツルさん   きくちさかえ


産婆さんと出産した女性たちの聞き書きです。
古園井フジ枝さん 三好菜穂子 REBORN20号(1998年7月発行)より

 

「温故知新--古きを知り、新しきを養え」。昔の人は、そんなことを言っていた。 そういえば、ヒッピー助産婦のアイナ・メイ・ギャスキンも「自分たちの中の絆がゆるいだとき、昔の知恵を探ることによって、新しい方策が見えてくる」と言っていた のを思い出す。
 今、お産そのものが揺らぎ、そしてそれを援助するプロである助産婦のアイデンティティーが揺らいでいる。「お産ってなんだろう?」「助産婦ってなんだろう?」。
 それを考えるにはまず、昔の女たちの知恵に触れてみたい、と私たちREBORNは考えま した。女性に備わっている能力、助産婦が古くからもっていた英智を、次の世代を誕 生させる私たちが知っておきたい。先輩助産婦たちの技を、若い世代の助産婦に伝え ることはできないだろうか。   

 きくちさかえ