1.妊娠中の食事についての情報はどこから得ましたか?
2.入院中の食事はどうでしたか?
●子供1人(9歳)の母親 (埼玉)/第1子を総合病院で出産
1.妊娠・出産関連の本やマタニティ雑誌から。初めての健診に行ったときに、医師が「酒・タバコ・麻薬(!)は、やめてください」と、真顔で言ったのがとても印象的。マタニティ雑誌で「卵、牛乳はアレルギーのもとになるので、妊娠後期はとらないほうがいい」とあったので妊娠後期はまったく控えた。大好きなコーヒーも、ミロのコーヒー味で代用。それが一因かはわからないが、子どもにアレルギーはなく、自分ができる範囲のことができてよかったと思っている。
2.和食をベースにした普通の病院食だったが、自分で作らずに済むことがとても幸せに感じ、入院中は4kgも増えてしまった。
●子供1人(1歳2ヵ月)の母親 (兵庫)/第1子を個人産院で出産
1.産院や市が主催する母親学級の助産婦さんから。塩分・カロリーのとりすぎに気をつけ、鉄分・カルシウムをたくさんとるように言われた。「卵・牛乳も気にしなくても大丈夫」と言われたので、妊娠中は牛乳をガブガブ飲んでいたが、最近、子どもに湿疹ができてきたのでアトピーなのか気になっている。
2.普通の病院食だが、入院中に1度、別室のラウンジでレストランのシェフが出張してのフランス料理ディナーがあった。病院食に飽きてきたころだったので気分転換にもなり、とても楽しかった。現在、通っているおっぱいマッサージの助産婦さんからは、卵・牛乳・油分は控えて和食中心の食事にと言われているが、昼食はパンと牛乳で済ますことも多く、なかなか実行するのは難しい。
●子供2人(3歳、1ヵ月,)の母親(東京)/第1子を個人産院、第2子を助産院で出産
1.1人めのときは、保健所の母親学級で話を聞いた程度であまり食生活を考えていなかった。妊娠中、以前は食べないようなスタミナがつくものを食べたくなり、こってりしたおにぎりを買いにコンビニに通ったほどで、体重が20kg近くも増えてしまった。離乳食がはじまり子どものためにオーガニックの宅配をとったり、「自然育児友の会」を知ることで自分の食生活を考え直す思うようになり、意識が全く変わった。
2.1人めの産院は、院長の奥さんが栄養士をしていて和食中心の食事だったが、母子同室であたふたしているうちに下げられてしまい、あまり覚えていない。2人めは助産院だったので食事は質素なものだと思っていたが、スパゲティや魚のムニエルもメニューにあり、ご主人と作る食事は器や盛り付けもお洒落で楽しかった。体にも心にもおいしくて、『体が温まるとはこういうことだったのか!』と実感。家でも『また、あの味が食べたい!』と、自然な感じで真似して作ったりしている。
●子供1人(2ヵ月)の母親 (愛知)/第1子を総合病院で出産
1.友人の助産婦と友人がくれた本『夫婦でいいお産をしよう』から。本には「和食を中心に薄味で」とあったが、もともと和食派なので、妊娠中も普段の食生活とあまり変わらず、太らないように体をよく動かすことを心がけていた。
2.品数が多く定食のような食事。3時のおやつにはホットケーキが出たり、うなぎの蒲焼きがつくお祝い膳のような豪華版もあり、全体的にカロリーが高そうな感じだったが、食事への不満はとくになく、おっぱい指導もきめ細かくしてくれたのでありがたかった。
● 子供2人(2歳、3ヵ月,)の母親(栃木)/第1子個人病院、第2子助産院にて出産
1.第1子の時は妊娠9ヶ月の時に里帰りをしたが、乳業メーカーからの資料をもらったくらいで、どちらの病院でも栄養指導はなかった。第2子の時は37週の出産準備クラスの時に食事の話があり、貧血に気をつけるようにいわれた。
2.個人病院の食事はとてもボリュームがあり、お祝い膳もでた。助産院では魚や野菜中心の和食で、比較的あっさりしていた。
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●子供1人(3歳)の母親(鹿児島)/第1子個人病院にて出産
1.妊娠中の母親学級で栄養士と助産婦、両方から話を聞いたが、栄養士は「牛乳を2本は飲みましょう。卵は完全食品です」と勧められたが、助産婦は「妊娠8ヶ月以降は牛乳・卵は控えましょう」と言っていた。アトピーが気になるので、自分でもこれらはとらないように気をつけた。
2.豪華なお祝い膳がでると聞いたので、自分はそういうものはいらないからと外来で医師に告げたが「お産で消耗した体力を回復するためには、栄養の摂取は必須です」と取り合ってもらえなかった。結局病院のご飯は面会に来た夫が食べ、自分の分は家からおにぎりを持ってきてもらって食べた。お祝い膳を食べた同室の人たちは、おっぱいが張りすぎて痛いと言っていた。
●子供3人(9・7・1歳)の母親(茨城)/全て総合病院で出産
1.病院で栄養の話はとくになかった。妊娠後期に体重が増えすぎたとき、医師から注意するようにいわれたが、具体的な指導はなかった。
2.他の人の食事より牛乳が1本多くついていた。全体的に量が少なく、とくに野菜はすくなく、質素な気がした。おやつにはビスケットやパンが出たが、ご飯が質素だったので、お腹が空いてみんな食べた。
●子供2人(4歳、2歳,)の母親(東京都)/第1子、第2子を自宅出産
1.1人目を妊娠する前から玄米食をはじめていた。食について自分なりに考えていたからか、助産婦から特に指導はなかった。第2子の時はつわりで玄米ににおいが鼻についたが「健康のために食べなきゃ」と頑張っていたが、助産婦から「もっと気軽にやってみたら」といわれて、気が楽になった。
2.産後は姑が玄米粥を1週間炊いてくれた。おかずは鯉こくや味噌汁の他は、消化の良いもので、ごく普通のものを心がけた。
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