●子供2人(4歳,2歳)の母親
1.小学校の4年か5年生の時に女子だけ集められて話を聞いたが授業で性病などの話を聞いた記憶がある。母親が看護婦だったので、性に関してはあけっぴろげに話せる家庭だった。
2.この10年エイズ・ボランティアとして活動を続けている。小学生とパッチワークをつくって、海外のエイズ患者に送ったりしている。この活動を通じ、差別はよくないことを伝えていきたい。
●子供2人(5歳,1歳)の母親
1.小学校で女子だけ集めて初潮教育の映画を見た。そういうものかと特に驚きはなかったが、一人だけショックで泣いた子がいたのを覚えている。
2.下の子を妊娠したときに上の子が出産に興味を持ったので、子供を出産に立ち会わせたかったが、進みがはやくて間に合わなかったのが残念。性の話は子供が聞いてこなければ、特に話さないかもしれない。
●子供1人(4ヶ月)の母親
1.小学校5年生の時、放課後に女子だけ集めて初潮のビデオを見てナプキンの使い方などをおそわった。なんで女子だけ集められたのか不思議だった。
2.子供に性に関することを聞かれたらそのまま答えたいが、聞かれるまではできれば話題にしたくない。一人目は助産院で出産したので、二人目は出産に立ち会わせ、自然に見て覚えてほしい。
●子供1人(3歳)現在妊娠中の母親
1.小学校5年生くらいの時、女子だけ保健室に集められ、生理の話を聞いた。家庭ではあまり性の話はしなかったが、姉がいたので初潮の時など相談した。
2.性に関することは早いうちから自然にふれていきたい。男の子なのでお風呂タイムにおちんちんの洗い方とか話している。
●子供1人(1歳2ヶ月)の母親
1.小学校の時に女子だけ集めて初潮の話を聞いた。特に何ということはなくそんなものかと思った。
2.自分自身、男兄弟がいないので男の子への関わり方がよくわからない。ウソをつかずに子供の疑問に答えていきたいと思う。男の子には男親、女の子には女親が説明するとよいのでは?姉のところも男の子がいるので経験者の意見を参考にしたい。
●子供2人(4歳,1歳)の父親
1.小学校で性教育を受けた記憶はない。中学校になると妊娠・出産の流れの中での性教育があった。性の情報は「平凡」や「明星」の性の特集号をみんなで回し読みしたり、友達同士の口コミで知識を得た。
2.自分達が先輩から遊びの中で伝授されたような情報を、こどもが小学生くらいになったら「どうだ、知ってるか〜?」という感じで伝えていきたい。子供の性の悩みの相談者という存在でありたい。
●子供2人(9歳・3歳)の父親
1.これだ!という性教育を受けた覚えがない。個人的に親しかった先生から教えてもらったことと、本を読んで知識は自分で得た。集団教育はなかったが、性に関してそれほど困った記憶はない。
2.お風呂タイムとかに、男の子に赤ちゃんの話などをしている。小学校の高学年くらいには、もっと具体的な性の話をしようと思う。
●子供1人(1才)の母親
1.小学校では、男子はサッカー、女子は「生理(初潮とか、女性の性器・子宮について)について」の教室があった。中高では保健体育で少し。家庭ではほとんどなかった。もっと、くわしく、本当のことを早く知りたかった。たとえば、女性の“性”について、SEXについて、妊娠と子どものこと、おっぱい(母乳)のことについて学校だけじゃなく、母親にはもっと話して欲しかった。単純に「男女交際の否定」をされていた時期が長かったように思う。男女別に教育というのもおかしかったと思う。
2.夫婦そろって、こどもに声掛けをしていきたい。こちらから、強制する指導ではなくて、素直な疑問が聞き合える、言い合える関係でいたい。
●子供2人(7才,5才)の母親
1.小学生の時は講堂で話とスライド.後半女子だけ残され、窓に暗幕を張って月経のことを。高校では「生命誕生のビデオ」を見て、避妊・中絶についても一通り話があった。母(Ns)から、小6くらいの時、月経の仕組みと手当てとマナーを教わった。母が年齢に応じて、きちんと隠さず教えてくれたので、今はとてもよかったと思ってる。水泳の授業を休むときも「月経」ではなく「メンス」と英語でかいてくれたのは、とてもうれしかった。
2.母と同じく、包み隠さず、正面から答えている.月経もナプキンも息子は実際に見ている。また、色々な考え方があって、人前で大きい声で話すもんじゃない等のマナーも併せて教えています.「男と女、こんな風に違うねー」と明るくさっぱり、でも正確にこれからも伝えていきたい。
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