性教育
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性教育は、
生まれたときから始まっている 斎藤益子さん(東邦大学医学部看護学科教授) |
REBORN第24号より |
平成4年から小学校の教育課程に性教育が取り入れられたこともあって、地域や学校で助産師が性教育に関わる機会が増えています。助産師が性教育に関わる場面は未就学児から更年期まで幅広くありますが、とくに重要性を感じるのが思春期の子どもたち。 日本では、即物的な不倫やセックス産業などは野放しになっているのに、男と女がお互いを慈しみ、大切にする土壌は乏しいように感じます。家庭のなかに豊かなセクシャリティーを育める環境があるなら、学校での性教育は最小限の専門知識を教えるだけで十分なはず。 文・取材 三好 菜穂子
*齋藤益子さんは、"さいとうますこ"名義で『Iモードの乙女たち』(2000年 インターメディカル発行 ¥1000)を書かれました。これは中・高校生向けに書かれた性教育の本。中・高校生の性教育のテキストとしても使われています。
『REBORN』24号(1999年7月発行)に掲載した記事を、2002年5月に一部訂正・加筆したものです。
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