ママチャリに2児を乗せ1日平均2時間、ついでに自転車操業なものですから |
プロフィール |
モーハウス チャリティー手ぬぐい | 2011/03/25 | ||||||
授乳服のモーハウスさんの、素敵な手ぬぐい。 REBORNでもご紹介しました。 イベント活動基金200円を含めて1200円だったこの商品、 4月30日まで、1200円でなんと1000円が被災地応援基金として積み立てられるそうです。 http://shop2.genesis-ec.com/search/item.asp?shopcd=17230&item=8501016 ご覧になってみて下さい。 モーハウスではすでに540着の授乳服を被災地にお届けしたそうです。 落ち着かない場所で授乳する時に、少しでも授乳しやすくなるといいですね。 放射性物質のこともあり、母乳にも、人工乳にも、不安があるかもしれません。 落ち着かない時、赤ちゃんにおっぱいをあげたら、お母さんもほっとするかもしれません。 抱きしめて、見つめて、話しかけてあげてください。 ほ乳瓶や水が十分衛生的でないときは、母乳の方が安全でもあります。 赤ちゃんの感染症に対しても、母乳は非常にすぐれた経口摂取物です。 ユニセフとWHOが出した指針でも、緊急時に母乳をやめたり、離乳食で代用しようとすることは、赤ちゃんの疾病等のリスクをあげてしまうと言われています。 一方で、非日常の中で、人工乳の方が母児が過ごしやすかったり、人に預けやすかったりすることもあるかもしれません。 頻回授乳を耐え難く思ったりするかもしれません。 その時に一番いい方法が叶えられることを願っています。 また、その時に一番いい方法も、時間や環境の変化にしたがって変わっていくでしょう。 困ったことや心配なことがあったら、専門家の支援も遠慮なく受けて下さい。 日本助産師会では、「日本助産師会休園対策本部」を設置し、有益な情報を随時提供しています。 http://www.midwife.or.jp/ 少なくとも放射性物質という点においては、以下の見解がでています。 ---------- 日本小児科学会、日本周産期・新生児医学会、日本未熟児新生児学会の共同見解 1)母乳栄養の児では、母親は制限なく食事を摂取し、母乳栄養を続けてください。 2)人工栄養の児では、ミネラルウォータを使用してミルクを調整することは可能ですが、煮沸し適温にしてから使用します。一部の硬水では、粉乳が十分に溶解しないことがあります。また、硬水には多くのミネラルが含まれており、乳児に過剰な負担を与える可能性があります。この場合には、水道水を用いる方が安全です。 3)離乳食を摂取している乳児では、水分摂取は離乳食からも可能なので、人工乳の量を減らすことは問題ありません。 4)人工乳のみを摂取している児で、代用水が確保できない場合には、通常通り水道水を使用して下さい。 3月24日 www.jpeds.or.jp/pdf/touhoku_6.pdf |
|||||||
最近見た映画 | 2011/03/03 | ||||||
最近見た映画をご紹介します。 (1)冬の小鳥 http://www.fuyunokotori.com/ 舞台は1975年の韓国ソウル郊外。 9歳の少女ジニが旅行のつもりで父に連れられてきたところは、児童養護施設。 必ず父は迎えに来ると信じている少女。 だからこそ、「仮の宿」では、周囲も、仮の宿から展開する未来も、受け入れられない。 少女はもう一度、生き直すことに決める…。(あとは見てのお楽しみ) ヨーロッパやアメリカで、韓国からの養子として取りあげられる人びとは、 「育った国」「育った者」の視点から発言していると思います。 「行く」側の、「子ども」の繊細で不安な心境を感じることができたのは、いい経験でした。 ウニー・ルコント監督は、韓国のカトリック系児童養護施設から、フランスに養子に行った女性。 初監督・初脚本の作品です。 母国語、韓国語で書かれるべきだけど、言語を失っていて、フランス語で書いたのだそうです。 サイトの監督インタビューに掲載されていた、 「ありがたみと捨てられた痛み。実の両親を思い浮かべると、コインの裏表のような感情が複雑に交差します。実父にこの映画を観てほしいとは思いますが、捜してまで会うつもりはありません。今まで父が私を訪ねてこなかったのは、父には別の人生があるということですから。」 という言葉が、胸に響きました。 (2)愛する人 Mother and Child http://aisuru-hito.com/index.html 舞台はアメリカ。 14歳の時に妊娠したカレンは、母に半ば強制的に、子どもを養子に出されてしまう。 それから37年。 互いの気持ちが交わるかどうか…。 子どもを手放し、その子どもの居場所さえわからないカレンのその後の37年。 その娘を見続けてきた、母の37年。 育った子どもの37年。 産んで養子に出す、生みの親を知らずに育つ、ということが、それぞれの人の人生の中心に、ずっしりと影響するということ。 賢いけれど、コントロール欲求が強くて自棄的なエリザベスは非常に象徴的でした。 養子を手に入れるためにこびをうらなければならない女性。 アメリカのオープン・アドプションの問題点もまた描かれていると思います。 2つとも、まだ映画館で見られるかもしれません。 DVD化もするといいなと思います。 |
|||||||
過去の日記 |
2011/02/21
2/25シンポジウムと2/26研究会 2011/01/15 不妊の社会学講座 2011/01/11 188キロ 2010/12/23 不妊当事者調査にご協力下さい 2010/12/23 講演会のご案内 2010/12/04 めんどい 2010/11/30 ラブラブ 2010/11/03 助産の歴史を知る旅 2010/10/09 第1子9歳の誕生日 2010/10/09 手帳 2010/10/03 10月は里親月間です 2010/09/02 いのちのお仕事 |