プロフィール   

ペンギンちゃん 2005/09/25
レオンの街にあるガウディの像

ピコスの山歩きで筋肉痛になって、ヨレヨレしながら旅を続けました。

途中、レオンの大聖堂に寄りました。堀田善衛氏が「スペイン断章」のなかで印象的な紹介をしていましたが、ステンドグラスが美しい...というより、光の量に圧倒されるという感じです。

レオンにはアントニオ・ガウディの作った建物があり、広場にはガウディの像もあります。

ピコスの次の目的地はアルベルカなのですが、ちょっと距離があるので、ベナベンテのパラドールで一泊しました。

夕食時、隣のテーブルには2歳くらいの女の子がいました。椅子に座らせれば立ち上がる、ベビーカーに乗せればむずかる、お父さんもお母さんも大変そうでした。そうこうする間に、彼女は脱走を試みました。私たちのテーブルの隣をパタパタパタパタパタパタ...
っと走っていくさまは、まさにペンギンちゃん!

正直なところ、それまではちょっとうるさいゾと思っていましたが、彼女のペンギン走りでノックアウトです。カワイイ... カワイすぎる(^^;

それからというもの、旅の途中で小さな子どもが走っているのを見かけるたびに「ペンギンちゃん」といえるかどうか、厳しいチェックが入ったのでした(^^;






ピコス・デ・エウローパ 2005/09/16
雪渓の残るトレッキング・コース

サンティジャーナからカンタブリア海を経て、山の中へと入って参りました。目的地はピコス・デ・エウローパ。2500メートル級の山々が連なる、涼しいトコロです。なんたってトレッキング・コースの所々に、大きな雪渓が残ってるんです。真夏ですよぉ(@-@)

フエンテ・デのパラドール(国営ホテル)に泊まって準備万端。ケーブルカーで一気に山の中腹に抜けて、そこからテクテクと歩きます。あっちにいって、こっちにいって、そこから一気にゴーッっと降りてきて、ということで30kmくらい歩いたんじゃないでしょうかね(^^;

最後の12kmが、ずっとくだり道でした。行けども行けども行けども、くだり道。最後には足の関節までガタが来ました。

次の日... 筋肉痛は頂点を迎えました。階段が上がれない!!! エレベーターは、どこ?! ひーひーしながら一日が過ぎ、次の日。まだ階段が上がれない!!! 結局、筋肉痛から解放されたのは4日目くらいでした。いきなり歩くのは危険ですねぇ(^^;

まだまだスペイン旅は続くのですが、日本に帰って駅の階段を上がったとき、すんごく楽に上がれたのにはびっくり。普段の日本での生活が、どんだけ運動不足なのか、身にしみました(^^;


アルタミラ洞窟 2005/09/11
壁画のレプリカ

アルタミラ洞窟はサンティジャーナ・デル・マルの街から3kmくらいのところにあります。「3kmなら歩くんじゃ〜」と、旅行に出るとやたら歩きたがる三宅(^^; トコトコ歩いて博物館に着きました。だいたい11時ごろです。

切符売り場には長蛇の列。北スペインは涼しいといっても、日差しがきつい。駐車してある車の影に潜り込んだり、なんとか日差しをかわしていました。しかし、遅い... 遅すぎる。列がちっとも動かないのです。なんでこんなに時間がかかるんだろう?と思って、切符売り場に偵察にいってみました。

3ヵ所ある切符売る場は、1ヵ所しかあいていません。これじゃあ、時間がかかるわ。しかし、それにしても遅い。よくよく見ていると1人が切符を買うのに数分かかっています。窓口のおばさんがのんびりしているのかと言えば、キーボードを叩いて、それなりに動いてはいます。うぅ〜ん、おかしい...

さて、待つこと1時間。やっと順番が来ました。窓口で「3人ですぅ」というと「何時がいいですか?」と聞かれる。へっ?なんだそりゃ? 「今からであいているのは○時○分と、○時○分で...」 これをやってたから、遅かったワケね(^^;

そうだったのです。アルタミラ博物館はガイドツアーによる時間予約制なのでした。事前にサンタンデール銀行で入場券の購入と同時に入場時間を予約するのがベター。このシステムはアルハンブラ宮殿でも同じで、こちらばビルバオ・ビスカヤ銀行で申し込めるのでした。

しかし、釈然としません。アルハンブラは世界遺産に登録されています。もちろんアルタミラ洞窟もそうですが、本物は壁画保存のためにかなり厳しい入場規制があります。つまり、見られるのは洞窟ごと壁画を再現したレプリカなんですけどねぇ。「なんでレプリカ見せるのに、そんなにもったいつけるんだぁ!」と悪態をつきながら取れた予約は14時30分...
これから2時間、どうせい?っちゅうねん。ということで、常設展示を冷やかしたりお昼を食べて、指定時間をまちました。

やっと時間になりレプリカ洞窟にはいりました。感想は...
うまい!うますぎる!!! 2万年前の人類が描いたとは思えません。洞窟の岩の隆起を巧みに利用してバイソンや馬が描かれています。
「うぅ〜む、これはいずれかの時代の人間がタイムスリップして2万年前にいってしまい、そのメッセージとして絵を残したに違いない...」と、勝手に『三宅学説』をうち立てたのでありました。だって、ホントにお上手だったんだもん(^^;

レプリカになっているのは洞窟の一部です。本物の洞窟に入ってこの絵をみたら、きっと鳥肌が立っちゃうでしょうね。機会があったら、是非みてみたいものです(^^)

アルタミラ博物館のHP
http://museodealtamira.mcu.es/indexprova.html








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