日々気ままにブラブラしているもので・・・
    
プロフィール   

父 医療従事者への質問 2010/12/20

終末期の点滴などケアの方針を主治医に一度きちんと聞いてみなくては

と言いつつ、
実際にはなかなか聞きたくても聞くことができない。
患者側は常に受け身だとよく聞くけれども、
もし、万が一
主治医が気分を損ねられてしまって、
父につらくあたられたら
そう思うと
普段は疑問に思ったことは何でも知りたい、確認したいと思う私でさえも
聞くことはとても慎重になる。

そもそも
最近は外来でお薬を処方してもらうと、
お薬の名前のみならず、
どのような効果があるか、副作用はこんなことが考えられるなど記録した説明書きが
お薬とともにもらえるので、
こちらもある程度以前とは違い
意識を持ってお薬を飲むことができる。

しかし、父が入院してから
処方されるお薬はもちろん、
点滴の内容や、その日の検査の内容、結果、
これらは患者側が聞かない限りほとんど教えてもらえない。

できるだけ聞くようにはしているけど、
聞くことも躊躇するような、このような医療ケアの流れは
外来とはずいぶん違うんだと思った。


そして、今日も主治医をちらっと見かけたけど、
声をかけられなかった
患者側の気持ちをもろに実感している私であった






父 点滴 2010/12/18

左鎖骨横に点滴の針をうつした。
父の血管がもろくなって、ほかにどこにも針が通るところがなく、
看護師での点滴範囲を超え、主治医先生にその最後と言われる場所(?)に針を通してもらった。
説明を受けた弟いわく、
「ここも点滴が外れたらほかにするところがありません」
と言われたそうだ。
そこでいじってはずしては大変なので、
動く左手をひもでくくられた。
(右手はマヒして動かない)
自由を失ったに等しいよね。
今日行ったらすっかり昨日の元気はなく、
たった1日なのにずいぶんやせて見えた。
それに寝てばかり。

家に帰ってからwebに載っているガイドラインなど文献を見つけた先片っ端から見ると、
終末期患者への点滴栄養補給は必ずしも必要とは限らないそうだ。

”がん性悪液質に至るまでは可能な限り経口摂取を中心とし、悪液質が進行してくれば代謝を阻害するような強制栄養や、QOLの向上につながらない安易なTPNや輸液はあえて控えることが重要です”
(参照:バーチャル臨床栄養カレッジ、緩和ケア.netより抜粋)

と、いうことは、
今している点滴による栄養補給は浮腫みが出てきた時点で
ギアチェンジしたほうがよかったってこと?

もしも、点滴ができなくなってしまったら、
今後どのようにケアしていくのか、
これはいちど主治医に聞いてみなくては。

ちなみに主治医の専門は外科らしい。



父 酸素 2010/12/13

鼻の穴に酸素のチューブが装着されていた。
経管栄養のチューブはあんなにいやがって、
隙あらばチューブを抜こうとしていた父
(実際何度も抜いた)^^;
酸素のチューブは
やはり抜こうと試みるが、
ほんの1,2週間前の勢いはない。
そして
酸素のおかげか、昨日より意識がしっかりしていて
なかなか聞き取りにくいけど、
しゃべってくれる。

叔父の時、聞き取りにくいしゃべりに、
うんうんわかったよ。
と、安心してもらおうと思って
実際意味が分からずそう答えていたけど、
あのあと10年近くずっとそのことが気になっていたので、
今度こそ、ちゃんと意味が分かるまで
理解できるまで
聞きたい。
わかりたいから、あきらめずしゃべってね。

私、今度こそ後悔したくない。




過去の日記
2010/12/04 父 しゃべらなくなってきた
2010/11/28 父へ  -友人への返信-
2010/10/14 ミンタナオに図書館を作った〜講演会のお知らせ
2010/10/06 楽しんじゃおう育児 布オムツ篇
2010/10/01 食欲の秋
2010/04/23 最近の一押し(洗剤編)
2010/04/03 同窓会のようなお泊り会
2010/03/20 陣痛をイメージすると(私の場合)
2010/02/23 10年を振り返ると(つぶやきです)
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2009/11/23 無類の酒好きですが...
2009/10/25 「乳腺炎! その見極めや治療」セミナーのお知らせ






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