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子どもに家事をさせること 2011/10/24

今日は少し本音で子育てのお話を。今朝は私も娘もものすごく暗い感じでした。昨夜、私が思いきり娘を非難したためです。私は、あなたのようにいいかげんな子どもはうちには要らない、とはっきり言ったのでした。

何が原因かというと、夕方に洗濯物を取りこませた時、物干し場の下にいくつもものを落としっぱなしにし、引き出しへのしまい方も最悪だったためでした。

私は、いかに受験で忙しかろうと、親があくせく働いて購入し、洗濯もして手入れしている衣類や日々の生活にどうしても必要なものを粗末にするような子はどうしても許せない。かといって、私の中には受験生なんだから」とこのごろ家の手伝いについて甘くなっていた私もいるのです。その反省も深い・・・。

「ひとりひとりは家族のために。家族はひとりひとりのために」それが理想だけれど、つい気がつくとわが家族はどうも「私は家族ひとりひとりのために。家族ひとりひとりは自分のために。」になってしまっている気がします。

こんな調子でもうすぐ子育ての終了ゴングも鳴ってしまうと思うと残念無念です。

今朝はお天気もどんよりですが、私は内側もどんより。なんだか、背中に何か重いものをおんぶしているみたいです。


火鍋をつつきながら 2011/10/18

中華街で中華食材を少し買って帰ったので今週は中華がメインになりそうです。

中国といえば、お産の世界(・・・の一部)では、お母さんが娘に口やかましく養生を教えることで知られています。毛糸のパンツをはきなさいとか、生理中はナツメを食べなさいとか。

夫が急に代休になったので、近くに火鍋のお店がないかと検索してランチメニューに出かけていきました。火鍋は白湯スープと、赤くて辛い「麻辣(マーラー)」スープがひとつの鍋に区分けされぐつぐつと煮たっているものです。もともとは蒙古のものなので、お肉は羊。アジア全体から集結したのであろう何十ものスパイスや漢方食材がたっぷりと入っています。

このふたつのスープはもちろん陰陽を表現しているのですが、実はこれ、食べているうちに、食べている人の中ではどっちがどっちかわからなくなっていきます。これは、生き物は陰と陽を融合するものだというありがたい教えだったのでしょうか。それとも、単に食べ方が適当だったのでしょうか。

お店の方は日本語がかなり困難で食べ方を聞いても「オイシイヨ」「ゲンキデルヨ」と言うのみ。でも、それで十分おいしかったですし、元気も出ました−。


REBORNで中華街 2011/10/15

今をさること20年近く前のある日、米国取材から帰国してぽーっとなっていた私に「お産のニュースレターを出そう」と声をかけてくれたきくちさかえさんがREBORNを卒業してOBの立場になられることになりました。きくちさんは著作だけではなく印象の強烈な写真でも知られ、REBORNのイメージでもありました。

きくちさんの「卒業式」ということで、久しぶりにREBORNのメンバーが集まりました。写真は左からブックサービス担当の北山、横浜で母子のためのサロン「Umiのいえ」の女将をしている齊藤、私、きくちさん、お産のお鍋の鍋奉行である三宅、そして漫画やお弁当レシピのブログでおなじみの宮下です。

横浜・中華街で飲茶しました。最近、REBORNはほとんど集まっていないのでみんなの近況は聞いても聞いても聞ききれず。産みつつ活動してきたREBORNですが、子どもたちはみんな大きくなり、うちのように成人していったり、大学生になったりしています。毎年誰かが高校、大学受験です。

そして、きくちさんのおうちでは、先日息子さんがハワイで結婚式を挙げられたそうです。REBORNの第一号です。

この数年、スタッフそれぞれが個人的にあまりにも忙しく、活動のほとんどはメーリングリスト「お産のお鍋」ばかりになってしまっています。でも、ずっとゆるいつながりが保てているのはお産の取り持った縁の不思議でしょうか。

きくちさんが気づいてくれたのですが、なんと来年になるとREBORNは20年目に入る=20周年になるのだそうです。びっくり!! どーしましょう?