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40代の不妊治療は無駄なの? 2013/06/05

オールアバウトに新しい記事を入れました。厚労省研究班が体外受精、顕微授精の費用の助成対象を39歳までとしたことについてさまざまな方のご意見、お気持を聞いてきたので、それをまとめたものです。
◆40代の不妊治療は無駄なの?
http://allabout.co.jp/gm/gc/416375/
40代と一口に言っても40歳と45歳では出産率がひとけた違いますし、不妊治療をしていない人も「40代になったらもうだめだと国に言われた」といった印象を持っている方がいました。そのあたりを、今、自分は体外受精が必要かも、と切実に感じている当事者の方に向けてフォローしたいというのがこの記事を書いた動機です。
たくさんの方にご意見を聞いていながらあっさりとしか載せられなかった部分もあり、できれば第二弾も書いてみたいです。


大橋巨泉さんの遺言 2013/05/30

今週は週刊現代の女性手帳の記事の話が多くて。私も購入してみたら、別記事で大橋巨泉さんのコラム「今週の遺言」が面白かったのでおすすめします。
ここで書かれているのはフランスの家族政策の詳細。
徹底的に子ども2人以上、できれば3人を奨励しているのですね。家族手当が1人では0円、2人目は16000円、3人目は21000円だそうで3人産むと年金が1割アップだそうetc.....しかし、これら延々と続く驚異の支援の数々を聞いて巨泉さんは絶望しています、そこがこのコラムのすごいところです。フランスはこうした政策をとってから今まで30年かかっていると言うのです。日本の家族政策の支出はGDPの0.4%でフランスの4分の1、今から日本が同じことを何かしても効果が出るのは一体いつになるのか・・・と。


日本看護協会の新委員会へ 2013/05/29

日本看護協会の「安全・安心な出産環境提供体制に推進に関する検討会議」の新委員になり、今日は第1回の会議に出席しました。
厚労省の医療計画が5年おきで、次が平成28年度に指針が提示されるとのこと。そこを目標に、出産施設や産後ケアで助産が充実できるような新しい医療制度の提案を考えていくとのことです。
担当理事は福井トシ子さん。元・昭和大学教授の岡井崇先生、毛利多恵子さん、神戸市看護大学の高田昌代先生、国立保健医療科学院の福島富士子さん、杏林大学の松岡惠先生、また国際医療福祉大学の武藤教授などこの度初めてお会いする先生も多数いらして、私は他の方たちに較べて政策の知識がずっと少ないので今後いろいろ勉強しなくては。3年間のプロジェクトで、ユーザーの立場から力になれたら、と思います。