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不思議な一本の糸 2007/12/29

気がつけば今日で御用納めの方も多い12/28になりました。ああ、今年も本当に忙しかったです。

この12月は、「AERA with Baby」で産科医不足についてカラー8ページに取り組み、取材に歩き、ネットを使った1100名近い調査を試みてかなりの日々を費やしました。そして驚きのハプニングも体験しました。

10月から産科が閉鎖され都心にお産難民が出てしまった東京大田区の病院を取材し、医療崩壊の構図を医師から描いた医療ノベルを書いたということで「ノーフォルト」昭和大の岡井崇教授を訪ね、そして上田市産院存続運動のあった上田市のバースセンター設立要請運動を取材しに行ったのですが・・・

なんとその直後、昭和大が、上田市産院の搬送先である長野病院から医師全員を引き上げるというニュースが。しかもそれは大田区の病院で産科を再開するためためのひきあげだったのです。

昭和大が長野に医師を派遣していたとは想像もしていませんでした。まったくの奇遇により、今回の取材先は一本の糸でつながっていたのでした。

大田区にも、上田にも多数の母たちを知る私には、医師奪い合いの悲しい現実が身にしみる思いでした。本当に貴重な取材体験をしました。ニュースの数日後、長野病院のことについて上田市へ、その翌日には昭和大に再取材へ。

そんなことがありましたので、今回はかなり興奮して書きました。ほかに日医大多摩永山病院のオープンシステムや湘南鎌倉総合病院を取材しています。湘鎌は妊婦健診の待ち時間が3時間となっていましたが、助産師さんたちが大健闘でした。

校正がぎりぎりで来るか来ないか。待ちながら年内駆け込みの用件に追われております。


冬の到来 2007/11/19

週末を安曇野で過ごしました。松本の助産師さんたちに講演依頼をいただいたためですが、前日土曜日の朝に出て初冬のアルプスをたっぷりと拝もうと決めました。

子どもは結局都合がつかなかっのたで夫と行ってきました。おそらく私たちには親となって以来初めてのふたり旅だったと思います。

持続可能な農業「パーマカルチャー」を紹介しているペンションに宿泊して、秋が終わって冬に向かう野山の空気に触れました。部屋に入ると真ん前の林が落葉の最後で本当に寂しく、自然の中で暮らすということはこの寂しさに毎年耐えることも含まれるのだなと思いました。でも夜の漆黒の闇はとても落ち着くもので、灯りは持参した蜜蝋キャンドルひとつにし、i-Podのボリュームを最大にしてバッハを聞いてみたり。

写真は急に冷え込んだという朝の空。天気予報は雪でした。里の方には降りませんでしたが、山には降ったのでしょうか。

下の子が小五、私たちの子育てもかなり仕上がりつつあるのかも。帰ったら子どものベッドのあたりにコンビニ食事の痕跡がありましたが・・・まあ、たまにはいいか。こんな風にゆるーく母をしています。


小学生どうし 2007/11/13

近所で、ちびまる子ちゃんのロケが来る、という情報がありました。子どもたちはもう大興奮。一日目はガセネタでした。でも翌日にはついにロケ隊が現れ、小学生ドラマを撮るのを、ホンモノ小学生たちが見守り(?)ました。

子どもの話によると、豆粒にしか見えない距離で、スタッフのお兄さん2人にせき止められていたそうです。向こう〜の方にお母さんとまる子ちゃんがいて、なぜかまる子ちゃんが泣くシーンがありました。それがなかなか伊藤綺夏ちゃんが演じられず、原因は「見られていて恥ずかしいから泣けない」だったとか。小学生は小学生に見られるのが恥ずかしかったのでした。それで、小学生たちは一瞬動揺したものの、やっぱり居座ったようです。

終わりに、小学生たちは、自分たちをせきとめていたお兄さんをついに取り囲み、自由帳を差し出して「サインください!」とねだりました。すると、優しいお兄さんは「まる子スタッフ コージ」とサインしてくれたのでした。

帰宅後、そのサインを家族みんなにみせびらかす娘。「コージって誰や」と思う母であった。・・・というまる子ちゃん調のナレーションが頭で響いてしまう私でした。