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連休最終日のティールームで 2011/09/25

中学生の娘がまもなく修学旅行なので旅館で過ごす部屋着を買ってあげることにして、模試帰りに大きな町のティールームで待ち合わせをする。

30分ほど待っている間、満席のお客さんを眺めて過ごしました。親子連れのほとんどが、ママが高齢出産のような気がしました。そう見えてしまっただけでしょうか。

でも、1人あたりの単価が高めのティールームだったのでありがちなことかもしれません。ママはもちろん、パパもお洒落で、子どもたちも年の頃は年中さんか年長さんくらいだけどファッション誌から抜け出してきたよう。家族みんなで、スイーツを食べています。

そして遅れて来たうちの娘は・・・。入口に来ているのに、携帯にかけてきました。「ママ、出て来て。入りにくいよう」・・・と。何とか入らせましたが、メニューを見ると「何も要らない」と言います。「こんな高いよ」と言います。

結局は娘も「おいしい〜」と言ってお菓子を食べていましたけれど。

ティーポットにお茶がたくさん入っていました。それを彼女は、もうおなかがぼがぼなのに、「もったいない!絶対残さない」と最後まで飲み干しました。

彼女も一応高齢出産の子なのですが。上の子2人育ててすっからかんの夫婦の高齢出産だったので、まあ、こんなもんです。


台風が通り過ぎる 2011/09/22

台風の日に生まれて、名前も「嵐(らん)→蘭」という発想により命名されたためか、私は台風がきらいではありません。被害に遭われた方には申し訳ない不謹慎な発言ですが・・・

台風の通過した日、一日家にいることができる日だった私は、窓から外を見ていたいのに、娘に「危ないから閉めて」と言われて泣く泣く雨戸を閉め、しかし娘の来ない部屋に行ってこっそりと荒れ狂う風や雨、しなる木々や舞い散る葉、飛び散っていくサルスベリの花などを見ていました。

風の又三郎の擬態語も思い出してしまった、不思議な風の音が空で鳴っているのも聞いていました。滅多に聞くことができない、自然界の音です。

風が止んだので窓を開けてみると、千々に乱れ飛んだ緑たちの精気が大気中にいっぱい。壮大な規模のアロマセラピーです。

あとからわかりましたが、近所に何本か倒木もありました。倒れた木を見ると、驚くほど根がありません。倒れたときにちぎれたのでしょうが、あるいは、地表部分からはわからなくても見えないところで根をあまり張れていなかったものがそうなって倒れたのでしょうか。


キングソフトのオフィスを導入 2011/09/19

娘たちが仕事やら塾やらで、普段とあまり変わらないわが家の連休。でも、普段できないことをひとつしたとしたら、新しいソフトを知ったことです。

マイクロソフトのオフィスそっくり、しかし価格は4分の1以下のキングソフトオフィス。安いノートパソコンが出回ったことを機に広がり始めたそうです。私は何台かのPCを使っていますが、一台のオフィスがだいぶ古くなっていたので、満杯だったハードディスクを圧縮したのちインストールしてみました。

すると、オフィスと同じように使えるというか、それ以上です。一番うれしかったのは、立ち上がりや動きの速さでした。ワードの高度な機能がないのかもしれませんが、その機能を使いこなしてきた人はどれだけいたのか。私などどんな高度機能があったのかも知らないので、キングソフトにそれがないのかどうかもわからず。

さらに、クラウドが簡単に利用できるようになっていて、1人の人がいくつものPCやスマホをさわっていることが当たり前になった状況を軽やかにフォローしているのでした。

それで思わず、最新のオフィスが入っているPCにも、これを入れてしまいました。

どんなに高度な事ができるソフトよりも、ただちに手元で立ち上がり、さくさくと動いてくれるシンプルなソフトがいい。

ということは・・・お産情報もそうだ! 

・・・と、いつもついつい懲りすぎてしまう自分のくせも反省した銀連休でした。中国のパワーに、ちょっと目が覚めた気持ち。

日が暮れてからは、早めに夕食を片付け、解説を書かせていただくことになった小説に向き合っていました。小説の解説はまだ二度目ですが、とても好きな仕事です。