 『出産の歴史人類学――産婆世界の解体から自然出産運動へ』 鈴木七美著 親曜社 1997年 ¥3,990(税込) ISBN978-4788506152
REBORNコメント 18世紀後半から19世紀なかばにかけて、アメリカでは助産者が産婆から医者に移行するのと同時期に「自然な出産」を提唱するトムソニアズム(植物治療運動)、ハイドロパシー(水治療運動)が人気を博したという。 ちょっと奇妙な、この2つのオルタネイティブ・ムーブメントを紹介しながら、変わっていった出産観を語る。 (REBRON きくちさかえ)
目次 序章 出産の歴史人類学のために 第1章 伝統的産婆術の世界とその解体 第2章 トムソニアニズムにおける出産―ハーブをもちいる炉辺の癒し 第3章 ハイドロパシーにおける出産―水をもちいるヘルス・リフォーム 終章 産婆世界解体プロセスにおける出産・「自然」・癒し―コスモロジーとソシアビリテの変容
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