 『しあわせなお産をしよう―自然出産のすすめ』(DVDブック) 吉村正著 春秋社 ¥2,940(税込) ISBN978-4393970355
◆2万例以上のお産に取り組んできた産科医が語る、自然分娩に必要なこと。そして、「母になる」ということ。
妊婦さんがお産の家の古民家で、薪割り・のこぎり挽き・井戸の水汲みをするということで有名な、愛知県岡崎市にある吉村医院の吉村先生は、大学病院を経て、開業、しばらくしてハイテクノロジー病院をめざしてカメラ付分娩室を作ったが、それによってすぐにお産というシムテム化できないものを科学でシステム化しようとしたことが間違いだと悟った。お産は効率ではない。宇宙が生ませているとうことを実感していった。食事・体を動かす・自身を信じるそのうえでの”人事を尽くし、天にゆだねる”ことが真実のお産につながると力説している。お産の現状はいまだ不明瞭にされているのが現実です。「男はわたしのように女のためにいのちを賭けるのが本当です」吉村先生の、いのちを賭けたお産と人生のメッセージ、そして愛すべき女性へのエールです。 (REBRON 新堀玲子)
オビから 感動の瞬間をむかえるために 現在、全世界の病院施設で疑問なしに広くおこなわれているお産は、その基本的思想から根本的に誤診である。それを正すには人間が今まで創造してきた宗教をも含めた文化のすべてを動員し、お産の本質を新たに見据えねばならない。その立場に立って、40年に及ぶ生命を賭けた産科的実践とその理論化をながく世に問い続けてきた。この書は私にとってその第4弾である。−吉村正(吉村医院院長) 目次 一章 自然なお産ってなに? お産は手術ではない よろこびのお産とは? お産はシステム化できない 縁だと思えばうまくいく 二章 だれでも自然なお産ができる?-人事を尽くし、天にゆだねる 日々是真剣勝負 宇宙にしたがって暮らす 1:昔ながらの食事をする 2:体を動かすと生命力が高まる 3:リラックスが決めて 4:不便なくらいがちょうどいい 5:自信をもって 三章 いのちを燃やそう 男は女に奉仕せよ こころの底からよろこびを 吉村医院がすすめる生活の心得 著者プロフィール 吉村 正(よしむら・ただし) 1932年生まれ。名古屋大学大学院医学科卒。医学博士。 1961年より吉村医院院長として2万例以上のお産に取り組んできた。産院の裏庭に約300年前に建てられた茅葺き民家を移築。そこで妊婦に薪割りやのこぎり挽きなどの「古典的労働」をすすめている。1999年には、より純粋で自然なお産を目指して、日本の伝統的建築様式の「お産の家」を完成させた。著書に「お産って楽しいね」「お産って自然でなくっちゃね」(ともに農文協)、「お産!このいのちの神秘−−二万例のお産が教えてくれた真実」(春秋社)がある。全国各地で講演会、研修会など多数。
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