 『知って安心 お産の知恵袋―助産婦さんのアドバイス65話』 神谷整子著 家の光協会 2003年 ¥1,470(税込) ISBN978-4259546359
REBORNコメント 大学病院、個人産院勤務を経て開業、自宅出産・助産院入院出産をあつかうにいたった神谷整子さんがとどけるお産、育児のアドバイス65話。 「私が考える安産の原則の第一は、『自分の身体の変化に敏感になって変調や異常に気がつくこと』です。身体を冷やさない、妊娠中毒にならない、逆子にしないなど、さまざまなことがいわれていますが、すべて『自分の身体の変化を自分で気づくこと』が安産への第一歩です。」 「子育ては自分育てだといわれていますが、本当にそのとおりで、子どもに教えてもらっていることが多いのです。赤ちゃんが生まれて3か月なら、お母さん、お父さんの親としての年齢は3か月だと思ってください。毎日の生活がお互いの育てあいなのです。祖売れに気づけるかどうかが楽しい子育てにつながります。」(本文より) やさしい言葉で書かれているので、肩の力をぬいて読める。病医院で産もうとする人、助産院で産もうとする人、自宅で産もうとする人、育児まっ最中の人、すべてのプレママとママさん、その家族におすすめの一冊。 (REBRON 白井千晶)
オビから 産むよろこび、育てるよろこび! 「よい子育て」は「よいお産」から。 ベテラン助産婦が実践からつづるトレンドな出産と育児! 目次 「自然分娩」を求めて行きついたところ(産婆さんが地域に果たした役割;産婆業六十年—母からの贈り物 ほか) 「安産」のための心と身体の準備(妊娠中の健康管理;マタニティーブルー—うれしいのに悲しい ほか) 「よい子育て」は「よいお産」から(赤ちゃんが望む生まれたい日;よそ行きの顔のお産 ほか) 赤ちゃんとお母さんの生活(やれるだけやってみて、だめだったら次のこと;思いやりの一言が大切 ほか) おおらかな気持ちで子育てを(自宅化していく病院;生きる力、生きていく力 ほか) 著者プロフィール 神谷整子[カミヤセイコ] 1975年3月、東京大学医学部付属助産婦学校卒業後、東京大学付属病院産婦人科勤務。83年4月、医療法人育和会長橋産婦人科医院勤務。86年4月、出張開業をし保健所嘱託の新生児・妊産婦訪問、母親学級講師、母乳教室講師など地域保健業務にかかわる一方、財団法人東京都助産婦会館内「八千代助産院」においても勤務。2000年10月、東京都北区に「みづき助産院」を開院し、入院助産および出張助産を扱いながら、上記の地域母子保健業務にかかわる。現在「みづき助産院」院長、東邦大学医療短期大学非常勤講師(助産技術学演習)、順天堂医療短期大学非常勤講師(助産所業務管理)、日本赤十字武蔵野短期大学非常勤講師(助産所業務管理)など。日本助産師会教育認定制度検討委員
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