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『お産がゆく』 きくちさかえ著  農文協 1992年  ¥1,300(税込)   ISBN978-4540920271

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著者コメント

全国各地の産院をたずね、現代の出産事情をルポ。今でこそ、お産は選べるようになったけれど、つい10年ほど前までは、まだまだ施設や出産法を出産する 人たちが選んでいいんだという感覚は少なかった。そんな中で、ゴージャスな病院出産から夫婦だけの家庭出産まで、ラマーズ法からソフロロジー、フリースタ イル出産などの現状を報告し、お産を選ぶ時代の幕開けを告げた。

(REBRON きくちさかえ)


本のブックカバーより

産科医療は年々、目を見張るほど技術革新が進み、ずいぶん安全な物になってきた。女性たちは、ゴージャスにも、科学的にもナチュラルにも産めるようになって、お産も多様化の時代になったと言える。しかし、親になるためには、女性がどうしても出産しなければならないことに変わりはない。これはやはり大変なことだ。体をはって、半分命がけなのだから、「医療にお任せ」とばかり言ってはいられない。病院の分娩室の中で見えにくいお産が今どうなっているのか、産む側の立場からきちんと探っておきたいと思う。

目次

はじめに 現代お産三景
序章 少産時代のこだわりマタニティ
第1部 いま、病院で産むとは(限りなく医療に近いお産;帝王切開と計画麻酔分娩;赤ちゃんを救え!―新生児医療はいま;組織の中の医師と助産婦)
第2部 「自然なお産」をつくる―新お産革命の時代(ラマーズ法のそのあとで;病医院でできる「新しいお産」;もっと手作り感覚―病院ばかりがお産の場所じゃない)
第3部 お産は変わる(お産の世界は広い―海外のアプローチから;お産を変えるのは誰か)

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お産がゆく―少産時代のこだわりマタニティ (健康双書)


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