『ママ、さよなら。ありがとう』 池川明著 リヨン社 ¥1,155(税込) ISBN978-4576081328
◆天使になった赤ちゃんからのメッセージ流産・死産というと、私は「お母さんへのケア」という言葉でくくりがちでした。この本を読んで始めて、生まれなかった赤ちゃんの存在そのものを感じ、その意味をキャッチするという視点に気づきました。「ぼくはもう生まれたんだよ」「いま帰るのがいちばんいいと思ったから」という言葉にはっとします。語られにくかった人工妊娠中絶についても書かれています。日々、医学という科学を真摯に学んでいる医療者の方も、この本は一読の価値、大あり。 (REBRON 白井千晶) オビから 胎内記憶と胎話からわかった温かく豊かな「いのち」の世界。すべての赤ちゃんが携えてくる、大きな愛のプレゼント。 出版社の紹介文 生まれなかった命にもすべて意味がある。赤ちゃんはみなメッセージを携えてくる。「ありがとう」「家族と仲良くね」… 産科医であり、日本でただ一人の胎内記憶の研究者でもある著者が、流産・死産した赤ちゃんからメッセージを受け取ったお母さんの体験談を交えて贈る、心温まる「命」の話。 著者プロフィール 954年東京都生まれ。帝京大学医学部大学院卒。医学博士。上尾中央総合病院産婦人科部長を経て、1989年に池川クリニックを開設。胎内記憶・誕生記憶について研究を進める産婦人科医としてマスコミ等に取り上げられることが多く、講演などにも活躍中。母と子の立場に立った医療を目指している。 この本が買えるページ amazon.com |
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