『おんなみち』　幸せ体質のつくりかた　恋愛・SEX・出産・子育てー｢おんなのみち｣を自分らしく生きるた 奥谷まゆみ著  株式会社エンターブレイン  ￥1,365   ISBN 978-4757738904

◆生まれてから死ぬまで、オンナをまるごと楽しもう！

｢人にやさしくなれなくなるほど頑張らなくていいんだよ｣。とかく頑張りすぎる女性たち。そう言われてはっとする人も、少なくはない？長年、整体を通してたくさんの女性の体を見てきた著者が感じるのは、頑張って体づくりをしたり、栄養取ったり、くたくたになるまで自分磨きしなくても、｢女のしくみ｣を大切に生きることで、心も体も元気になるということ。それにはまず、体が本当にやりたいこと、気持ちよくやれることをやって、柔軟な骨盤づくりをしてみようと説く。蝶の羽のように自由に開閉する骨盤で、自分も自分の周りをも暖かく受け入れられるのが、本来の女のパワーなのだそうだ。

（ＲＥＢＲＯＮ　宮下真沙美）

目次

はじめに

Stage1　男と女はぜんっぜん違う！

○外付けタイプ・内臓タイプ
○女の骨盤は開いたり綴じたりしている
○開けばしまり、閉まれば開く
・コラム・　骨盤の動きをセルフチェックしてみよう！
○女は骨盤が開くと幸福感を味わえる
○女の特性・男の特性
○XXとXYの違い
○男女平等の落とし穴
○受け容れることこそが「あげまん」の条件
○生まれてから死ぬまで女は女

Stage2　何が女の骨盤をダメにしているのか

○危険！骨盤ダイエット
○アタマを使うと骨盤は動けなくなる
○アタマの疲れは仕事や勉強やパソコンだけじゃない！
○脱・こなす生活
○行き過ぎた自分磨きが骨盤の動きを悪くする
○体にいいことしてる人のほうが、骨盤の動きが悪い
・コラム・　体の勘を取り戻す「減食」
○骨盤の動きを良くする唯一の方法は「やりたいことをする」
○骨盤が元気だと、つらいこと、苦しいことでも楽しくやれる
○ほんとに「やらなきゃいけない」ことを見極める

Stage3　女道

○女道は生殖器の道
○生殖器と本能
○性欲と仲良くなろう
○「きれいになりたい気持ち」は性欲
○ありあまる性エネルギーが心のトラブルの原因だった！
○生殖器の成熟は使いかた次第。時間が経てば育つわけじゃない
○早熟な生殖器を持つと苦しい！
○若いときに不摂生しなければよかった！はウソ

Stage4　生理を知ろう！

○生理って気持ちいい！
○青い骨盤はうまく開けない、これが生理痛の原因
○こんなに変わる！生理の周期と私たちの体
○ありがとうPMS！
・コラム・不摂生もストレスもここでリセット！生理中のケアで毎月「新しい自分」

Stage5　真面目に、赤裸々に話そう。SEXの話。

○男と女を語り継ぐ「女納屋（産屋）」を復活させよう！
○骨盤の開閉とSEX
○締まりたい欲求。開きたい欲求
○SEXとオナニーはぜんぜん違う
○いいSEXで脱・プチウツ
○いいパートナーの見つけかたは「アラ、おいしそう♪」
○セックスレスを「フツーのこと」にしてはいけない
・コラム・背中を合わせてみよう

Stage6　生殖器の成熟と生きかたのシフトチェンジ

○生殖器の成熟は早くても20代後半
○生殖器の成熟と生きかたのシフトチェンジ
○私の出産体験記
○出産のおまけはとてつもなくデカイ
○なぜ出産してもおまけがもらえない人がいるのか
○日本人の骨盤を育てる日本的暮らし
○子を育てるだけが育児じゃない。創造というお産、人のために生きると言う育児
・コラム・日本人の骨盤を支える「アソコ筋」を大切にしよう

Stage7　閉経ー「自分のために生きる人生」のはじまり

○更年期を利用すればもっと元気になる
○閉経から加齢のスピードは原則する
○アンチエイジング的発想が女を醜くする
○枯れることの素晴らしさ
○閉経はまわりのために生きることから、自分のために生きることへのシフトチェンジ
・コラム・忘却という素晴らしいシステム

Stage8　女道の極めかた

○目標にこだわらない生きかたが女を磨く
○「体」は今を生きるために最高のツール

おわりに

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