どうして私は養子になったの? キャロル リヴィングストン著 明石書店 ¥1,050(税込) ISBN978-4750318264
◆養子とはどういうことか、真摯に誠実に説明する絵本養子とはどういうことか、子どもの目線から疑問に答える絵本。例えば養親は子どもを選べるのか、気に入らなかったら別の子どもと交換されるのか、命をくれた親を覚えていないけれどそれでいいのか、そういった子どもの不安や疑問を一つ一つ解きほぐしていく。君は大切だけれど特別ではない、養子になったことはハッピーでラッキーだけどすぐれていたりうぬぼれることではない、というメッセージは、養子でなくても心に響くだろう。すべての子どもたちと親に価値のある絵本。就学前〜小学校低学年向き。 (REBRON 白井千晶) 内容 養子となった子どもに、養子となること、養子であることの意味を説明するために著された絵本。子ども向けの本だが、むしろ、里親にとって、「告知」にあたっての基本的な考え方を知るのに役立つ。養子や里子と接する親たちにぜひ一読してほしい良書。 養子の子どもに養親(育ての親)が「自分たちは血のつながりのない親子である」ことを伝える、いわゆる「真実告知」の問題を述べる。子どもの重大問題を、考え方のポイントはしっかり押さえ、ユーモアを交えて綴る本。 訳者プロフィール 庄司 順一 この本が買えるページ amazon.com |
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