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『カンガルー・ケア ぬくもりの子育て、小さな赤ちゃんと家族のスタート 』  堀内勁・飯田ゆみ子・橋本洋子編著  メディカ出版 1999年  ¥ 2,100(税込)   ISBN978-4895737418

REBORNコメント

カンガルー・ケアとは、赤ちゃんを、母親が素肌に抱くこと。この本は、それをNICU(新生児集中治療室)にいる赤ちゃんにたくさんおこなってきた神奈川・聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院からの報告。全身状態が安定し、親は、厳しい現実を突きつけられたときもそれを受け入れる心の準備が出来るという。パパ・カンガルーや双子のカンガルーもある。

(REBRON 河合蘭)


序文より

抱っこ」という親子のつながりはヒトの子どもがヒトらしく育つために不可欠な行動です。

母性剥奪を癒すにはカンガルーケアが、生理学的にも母子保健的にも、さらに母子心理的にも合理的で最適なのです。 本書は、NICUにおけるカンガルーケア・プロジェクトから得られた結果と、ケアを導入した際の手順、問題解決のための経験をまとめたものです。

本書は、カンガルーケア・プロジェクトから得られた結果と、著者たちがカンガルーケアを導入した際の順、問題解決のための経験をまとめたものです。 また、コロンビアから始まり、南米・アフリカなどの発展途上国で進んでいるカンガルー・マザー・ケア・プログラムについても文献上から引用して解説しました。(堀内勁・飯田ゆみ子・橋本洋子)

目次

1 NICU環境と親子関係(NICUにおける親と子の関係性の発達過程;NICU環境と感覚統合)
2 カンガルーケア・マニュアル(カンガルーケアの歴史と世界のカンガルーケア;カンガルーケアの実施手順 ほか)
3 特別なケースのカンガルーケア(双子・三つ子のカンガルーケア;人工換気中のカンガルーケア ほか)
4 カンガルーケアの心理学(カンガルーケアと親の心理;母子発達とカンガルーケア ほか)
5 カンガルーケアのフォローアップ(カンガルーケアから家庭育児へ;カンガルーケアの長期効果)

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カンガルーケア―ぬくもりの子育て、小さな赤ちゃんと家族のスタート


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