『私の保存食ノート―いちごのシロップから梅干しまで 』 佐藤雅子著 文化出版局 ¥1,470(税込) ISBN4-579-20357-7
◆母から母に受け継がれた保存食ノート
明治生まれの主婦、佐藤雅子が実母と姑から学んだ保存食をノートに書きためた「保存食ノート」。牛乳かんに合いそうないちごシロップから、レバー ペーストや塩ハムの作り方まで、四季折々に保存食のレシピが並ぶ。母のノートが囲み記事にあったりして、まるで母や祖母に手ほどきを受けているよう。写真 やエッセイも美しい。長らく愛されたノートが待望の復刻。『私の洋風料理ノート』も復刻された。 (REBRON 白井千晶)
目次 春 いちごのシロップ いちごジャム いちごのマデラー酒づけ 夏みかんの皮の砂糖煮 夏みかんとオレンジのマーマレード 夏みかんのスカッシュ 夏みかんと青梅のしょうちゅうづけ ふきの葉のつくだ煮 きゃらぶき ふきの甘酢づけ 干したけのこ ほか) 夏 梅干し しそと花かつおの箸やすめ 梅びしお 青梅のしょうづけ 青梅の砂糖づけシロップ 青梅のはち蜜づけシロップ 新しょうがの梅酢づけ、紅しょうが 新しょうがの砂糖煮 ほか) 秋 穂じその塩づけ 穂じそのひしお なすの砂利づけ トマトピューレ きゅうりと小玉ねぎのピクルス おろしゆず みそ いかの塩辛 鮎の苦うるか 鮎の子うるか ほか) 冬 べったらづけ すぐき てっかみそ ゆずの砂糖煮 だいだい酢 鮭の酢づけ 鮭の酒づけ 小あじのなれずし 塩ハム コンビーフ 鶏のくん製 ほか 著者プロフィール 明治42年、東京、小石川に生まれる。府立第二高等女学校卒業。昭和6年結婚。元人事院総裁故佐藤達夫氏夫人。生来の料理好きに加えて、日本料理の妙手で あった母と嫁いでからのおしゅうとめさんの厳しいしつけのもとで、保存食をはじめとする料理を会得。昭和52年2月28日死去
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