『ピカピカ』 田畑精一著 偕成社 1998年 1470円(税込) ISBN978-4033308302
REBORNコメント 路上に捨てられた自転車「ピカピカ」が少女に助けられ、再生自転車を途上国に送る運動によってアフリカに渡り、現地の助産婦の足となって大活躍する再生と希望の物語。 いきいきとしたアフリカの子どもたちと、母子のために駆け回る誇りに満ちた助産婦の表情が輝いている。 (三好菜穂子・REBORN) 手に障害を持つ子を描いた『さっちゃんのまほうのて』など名作絵本がたくさんある作者。 これも、自らアフリカに渡って描いたという力作だ。アフリカの助産婦さんがぴかぴかと疾走するさまは、「日本でもこうだったんだろうなあ」と思わせる産婆の原風景。 ぴかぴかを拾うしっかり者の少女、自転車修理名人の老人など、日本人もいい顔している。REBORNスタッフの中でもファンが多い絵本。 (河合蘭・REBORN) この本が買えるページ amazon.com |
||
|
||