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『男の出産』 松久淳著  河出書房新社 1999年  ¥ 1,365(税込)   ISBN978-4309013237

REBORNコメント

 妻が妊娠した瞬間から同時進行ではじまった“妊夫”エッセイ。フリーの編集者&ライターの夫にとって妻の心と体の変化や、飼い猫が赤ちゃんがえりしたりする毎日はまさにネタの宝庫。
付き添った産院で妊娠と胎児のパワーが発するエネルギーに圧倒されたり、乳頭マッサージという言葉に興奮したり・・・男って一体!? とあきれつつも、妻を思う気持ちがにじみ出ていてほほえましい。

(三好菜穂子・REBORN)


目次
1か月目(「いつ」の子供?;予定日の計算は死ぬほど難しい ほか)
2か月目(さっそく名前を考えました;巨乳になった妻 ほか)
3か月目(絶対に立ち会いません;誰が見るんだ出産ビデオ ほか)
4か月目(男が子供を産む時代;初めての情緒不安定 ほか)
5か月目(出産は金がかかる;女がいちばん恥ずかしい病気 ほか)
6か月目(衝撃の事実;結婚記念日のセンチメンタル・ジャーニー ほか)
7か月目(オレには動いてくれない;禁断の乳頭マッサージ ほか)
8か月目(妊夫の産院デビュー;やたらと元気な母子、やたらと甘える猫 ほか)
9か月目(体の向きを直す;ジジババ熱狂 ほか)
10か月目(産まれる前から映画デビュー;あと2日で産まれてしまう? ほか)
いざ出産(律義な子;陣痛待ち ほか)

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男の出産


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