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『誕生死・想―262通のハガキにつづられた誕生死』 流産死産新生児死で子をなくした親の会 編集著  三省堂  ¥1,050 (税込)   ISBN978-4385360911

◆『誕生死』読者カードから生まれた本

今までにこういう書籍があっただろうか。ページには、262枚の読者カードがそのまま印刷されている。以前ここでも紹介した『誕生死』に寄せられた カードの記載者に連絡したらなんと75%が執筆時そのままの葉書を実名で掲載されることに了承したという。足すこともない、引くこともない、読者の切なる 思い。

家族や親戚に「忘れなさい」「また産みなさい」と言われたら、私は何年たっても悲しいと伝えられなくなってしまう。
おなかの中で亡くなった子の分娩に、医療者はとてもつらい扱いをした。
仲間に出会いたい。
たくさんの声・涙がこの本には詰まっている。

当事者も、大切な人が経験した人も、医療者もぜひ。
印税は誕生死を社会に知らせる活動に当てられる。

(REBRON 白井千晶)


オビより
『誕生死』第2段
「あなたのこと、忘れない」
実名、直筆の262枚のハガキ(読者カード)につづられた誕生死。1枚が1つの命の証。読者が作った“小さな命のアルバム”

編者
流産・死産・新生児死で子をなくした親の会
『誕生死』(2002年4月刊行、三省堂)の著者グループ。わが子を誕生死(流産・死産・新生児死)でなくした親の集まり。『誕生死』の本を作るために集 まったメンバーで発足。誕生死の現実を知ってもらうために、同じ体験者や医療関係者の集まりなどで体験を語ってきた。誕生死をめぐる問題に関心をもつ医療 関係者への協力なども行っている。
ホームページ  http://homepage3.nifty.com/angel-book/
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誕生死・想―262通のハガキにつづられた誕生死


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