『それにしても楽しいお産だったなあ――自由なスタイルで産む』 グループSUN編著  学陽書房　1993年  ￥1,223（税込）   ISBN978-4313840546

ＲＥＢＯＲＮコメント

東京・杉並区にある黄(ファン)助産院の感想ノートから、この本は生まれた。お産の直後、十月十日を振り返って書かれた言葉の抜粋は、驚くほどみずみずしい。今思えば初期フリースタイル出産の足跡でもあるが、女性たちが感動しているのは決してお産の形ではなく、素直にダイレクトに受け止めることができた、産むこと、新しい命、家族の絆そのものの輝きである。「飾らない言葉」は色あせることなく、発売から９年も経つのに根強いファンが多い本。編集したグループSUNはもうないけれど、同助産院で出産した母親たち。ＲＥＢＯＲＮを作るちょっと前の私も、そのひとりでした。写真家の宮崎雅子さんもいて、写真も豊富。

（ＲＥＢＲＯＮ　河合　蘭）

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それにしても楽しいお産だったなぁ―自由なスタイルで産む