『助産婦』 矢島床子著  仕事--発見シリーズ 　実業乃日本社　1997年  ￥1,260（税込）   ISBN978-4408416021

ＲＥＢＯＲＮコメント

高校生たちに向けて様々な職業を紹介する本のシリーズの中の助産婦版。東京にある矢島助産院の矢島床子さんがその仕事ぶりを語る。

若い人が職業を知るための本だけれど、誰が読んでも、わかりやすくて楽しい本。

助産婦としての経歴や性を見つめるその優しいまなざし、考え方が記されていて、矢島さんの人となりを知ることができる。若い人がワンサカ助産婦になってくれるといいな。

内容

「オギャーッ！」。
新しい命の誕生の瞬間を見守り、家族のように喜んでくれる人がいる。
「セックスも出産も人間の本能。
だから、自分らしさを大切に」。
産む女性と生まれる子どもが主人公になるお産をめざして自宅で開業した助産婦の仕事場を見に行く。 中学生・高校生向き。

目次

プロローグ　あなたは、どこで生まれましたか？
第１章　矢島助産院、嵐の二四時間
第２章　少女の夢
第３章　揺れる心
第４章　人生の転機
第５章　ひとり立ち
第６章　心が通い合うお産
第７章　女と性、性と生
第８章　お産と助産婦、昔といま
第９章　助産婦になりたい人へ

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助産婦 (仕事‐発見シリーズ)