『助産所開業マニュアル(改訂版)』 (社)日本助産師会著 平成14年1月7日改訂版印刷 2800円(税込)+送料
◆助産師必携の一冊開業するとかしないとか、そんなことは関係なく助産師であればぜひ1冊は持っていたい本。なにしろ「開業権」というのは助産師にとってオプションではなく、免許と共にもれなくついてくる権利なのだから、それについて十分に知ることは重要。三宅も免許を取ったときには「開業」なんて夢また夢の物語だったが、今はご縁があって、開業助産師となっている。A4版320頁は、読み応えもばっちり。勤務助産師も、日々の業務の参考になることが見つけられるハズ。 (REBRON 三宅はつえ) 目次 1,助産所開業にあたっての助産師の心得 「おわりに」から 地域において分娩を扱う開業助産師が減少の一途をたどって久しい。この状況を改善するために、開業助産師を恒久的に教育するためのシステムとして、本会において開業助産師教育長期研修課程が平成8年度に開講されました。平成8年度(第1期生)3名修了以来平成13年までに 34名の修了生が卒業し、全国で活躍しています。発行に際して、特に第1・2期生の多大なる協力を得て、本書ができあがりました。 かつて多くの開業助産師が地域住民に寄り近い場で母子保健活動を展開し、助産所はその地域の「女性の一生涯にわたる健康支援センター」的役割を果たしてきました。そしてその活動は社会的に高く評価され、なくてはならない存在として日常生活に深く根付き、大きな信頼を得てきました。 今後もさらに社会から必要とされる助産師をめざし、より多くの助産師が地域で活動していくことによって、助産師は地域の母子を中心とする人々の幸せに貢献できると考えます。 また、日本助産師会では21世紀の出来るだけ早い時期に、少なくとも数年以内に、全支部に「子育て・女性の健康支援センター」の設置を推進しています。そこが核となって、各地域における「女性の駆け込み寺」的役割や、女性の健康問題に対する解決のための拠点として、あるいは情報の発信センター的役割を果たせたらと、願っています。そして、そのセンターと助産所や地域の助産師が有機的なネットワークシステムを構築し、さらに、病院等の施設や関連機関とも連携を取りながら、母子のより身近な存在として母子保健サービスを提供していきたいと思っています。そんなビジョンの実現を思い浮かべながら、この書が開業をめざす助産師の皆様のお役に立てることを願っています。本書は具体的でわかりやすいものをめざしましたが、まだまだ不十分な点も多々あるかと思います。 改訂版の出版にあたっては、できるだけ新しい情報の提供に努めました。さらにより良いものにしていくために読者の皆様からの、忌憚のないご意見をお寄せいただきたいと願っています。本書を活用していただいて、有床・無床を問わず、より多くの助産師が開業し、全国津々浦々で活躍してくださることを願っています。 (「助産所開業マニュアル」編集ワーキンググループ一同) 入手方法 郵便振替にて送金して頂くと、申し込みとなります。書店では入手できません。 口座番号 00120-0-169704 |
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