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『出産前後の環境――からだ・文化・近代医療』(講座・人間と環境第5巻) 吉村典子編著  昭和堂  ¥2,625(税込)   ISBN978-4812299159

REBORNコメント

「出産」をからだや社会文化、異文化の習俗などから多面的に読みとく。各章ともに、その分野で活躍する執筆人が女性の視点を重視した出産論を展開していて興味深い。

(REBRON 三好菜穂子)


目次

出産前後の「環境」―からだ・文化・近代医療
第1部 出産するからだ(お産するからだの自然―女性のもつ「産む」という能力を活かした出産;からだはどのように整えられ、どのように変わるか)
第2部 日本の出産(出産習俗にみる「産む人中心」から「助産者中心」へ―地域・自然と共生する伝統型出産の再発見と現状への提言;「出産」するからだを法律はどのように支えてきたか ほか)
第3部 女性のからだと文化(ラーマの誕生―北インド農村社会の出産とからだの認識;食餌療法と薬草療法―タイ華人の産前産後の民間療法より ほか)

著者の他の作品

「子どもを産む(岩波新書 ) 」 吉村典子 /岩波書店 1992/03 660(税別)

「お産と出会う」 吉村典子 /勁草書房 1985/05 2,400(税別)

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出産前後の環境―からだ・文化・近代医療 (講座 人間と環境)


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